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友好都市 日立市
日立市との結びつき
その初代城主に任命されたのが、山辺町の山野辺城初代城主山野辺義忠公を祖とする水戸藩家老の職にあった第9代山野辺義観公で、その後11代義芸公までの3代にわたり城主を山野辺家が務めました。
このように、本町と茨城県日立市は歴史的に深いつながりがあったことから住民交流が始まり、交流が契機となって平成16年5月7日に友好都市提携の調印を行いました。平成17年12月9日には「災害時相互応援協定」を締結しています。
日立市について
関東平野の北端、茨城県北東部に位置し、西は阿武隈山系に連なり、東は太平洋に臨み、山と海の豊かな自然に恵まれた都市です。
おだやかな気候に恵まれ、鉱工業、電気関連製品生産を中心に「ものづくちのまち」として発展してきました。現在も茨城県北部の中心的な役割を担う都市として位置づけられています。
日立市の歴史は古く、市内には貴重な文化遺産も数多く残り、歴史豊かな都市としての横顔も持ち合わせています。また、河原子、久慈浜などの海水浴場や奥日立きららの里、かみね公園ほか観光スポットも豊富なことから、地域を超えた人々の交流にも恵まれ、活力と魅力に満ちた都市です。
面積 225.73平方キロメートル ※2023年12月1日 現在
人口 166,028人 ※2023年12月1日 現在
日立市の位置 日立風流物
『水戸光圀の超時空漫遊記~山野辺城から日立市へ~』について
山辺町と日立市の交流のきっかけとなりました山野辺家の歴史を中心に紹介し、交流経過をまとめた『水戸光圀の超時空漫遊記~山野辺城から日立市へ~』は、2005年3月に初版を山辺町・日立市交流協会より発行しました。
その後、複数回の改訂が行われ、2025年3月に第4回改訂版が発行されました。
この改訂の際、多くの方に読んでいただけるよう、電子ブック化をいたしました。以下のリンクからご覧いただけます。
『水戸光圀の超時空漫遊記~山野辺城から日立市へ~』(電子ブック)
~お読みになる前に~
交流の原点となった山野辺城主 山野辺義忠公が、水戸光圀(徳川光圀)公の教導役であったことから、この物語は光圀公一行に“異なる時間”と“異なる場所”を得意の漫遊で紹介していく展開となっています。
そのようなことから、光圀公一行の表現は、案内役として山辺町・日立市交流協会の思いなどを代わって話している場面もありますので、ご了承願います。
また、山辺町の人々が江戸時代の歴史を身近に感じられるよう編集されています。